北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

キバネクロバエ
Mesembrina resplendens
イエバエ科
分布
北海道・本州
体長 10〜12mm
環境省レッドリスト
北海道RDB 希少種 (R )
備考
撮影日
2011/8/27
撮影または採集地 占冠村

<特徴・生態>
山地に生息。
体色は全身黒色で、胸部前縁中央部に淡い白色斑紋がある。
翅の付け根付近に黄色を帯びるのが特徴で、和名の由来となっている。
幼虫は糞食性で、北海道ではヒグマの糞に依存している。


クマの糞を発生源としているため、本種を見かけた時は近くにクマがいる(生息地内)という目安になる。
撮影場所はヒグマの爪痕や足跡、糞が至る所にある山奥であり、本種も普通種のように多数確認できた。
今まで感じたことのないヒグマの気配を濃く感じる場所で、単独行動は恐ろしくてできない。

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