北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

セイヨウオオマルハナバチ
Bombus terrestris

ミツバチ科
分布
北海道
体長 約16mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考 特定外来生物 日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)
撮影日
2020/7/1
撮影または採集地 別海町

<特徴・生態>
平地に生息。
原産地はヨーロッパで、日本ではビニールハウスでのトマト栽培の受粉用に導入されたものが逃げたものが繁殖している。
腹部末端が白色となっているのが特徴なので、他のマルハナバチ類と区別できる。

在来のマルハナバチ類との競合やエゾオオマルハナバチとの間に雑種ができることなどから生態系の影響や遺伝子汚染が懸念されている。
特定外来生物に指定され、駆除対象とされている。


撮影日:2020/7/1
撮影場所:別海町

土中で越冬中の女王バチ。
越冬場所として、林内や林縁の土盛り・道路脇の法面などの斜面で、軟らかい土質で日当たりの良い環境を選ぶようだ。
撮影日:2010/10/6
撮影場所:千歳市


女王バチ


働きバチ


雄バチ

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