北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

アイヌヒメマルハナバチ(エゾヒメマルハナバチ)
Bombus beaticola moshkarareppus

ミツバチ科
分布
北海道
体長 9〜16mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考 北海道固有亜種
撮影日
2010/7/11
撮影または採集地 上川町

<特徴・生態>
山地〜高山に生息。
ヒメマルハナバチBombus beaticola beaticola (日本固有種)の亜種に分類され、北海道のみに分布する。
働きバチは全身に白色の長毛が密生しているのが特徴で、ミツバチより小型。
女王バチは胸部と腹部に太い黒色帯があり、エゾオオマルハナバチに似ている。


写真上の個体は働きバチで、イワブクロに訪花していた。
全身白い毛で覆われたハチというのはとても珍しく、目立つ存在であったが、忙しなく動き回るのでまともな撮影ができなかった。
体色からも北国のハチという感じ。


働きバチ(背面)


働きバチ(側面)

雄バチ(背面)

雄バチ(側面)

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