北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Patrinia sibirica オミナエシ科 |
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<特徴・生態> 高山の砂礫地に生息する多年草。礼文島では海岸近くの岩場に生息している。 シベリアや東北アジアから南千島にかけて分布し、日本では北海道のみ。 別名「チシマキンレイカ」 根出葉はさじ形で長柄があり、葉は羽状全裂。 茎には細い毛が密生している。 花は黄色、直径約4mmほどで小さく、茎の先に多数集まって咲く。開花時期は7〜8月。 花冠の先は5裂しており、平たく開く。 撮影場所はいろいろな花が咲き乱れていたが、本種はそれほど多くなかった。 長く伸ばした茎の先端に咲かせた黄色の花は、地面を這うように生える種類が多い高山植物の中ではとても目立つ。 可憐な花の集まり。 撮影日:2010/7/11 撮影場所:上川町 撮影日:2010/7/11 撮影場所:上川町 ウスバキチョウが訪花中。 撮影日:2010/7/11 撮影場所:上川町 |