北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Clethrionomys rufocanus bedfordiae 齧歯目 ネズミ科 |
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<特徴・生態> サハリン、シベリアに広く分布するタイリクヤチネズミの亜種。 低地の草原から高山の草原などに生息し、草木層の密度が高く、落葉層の厚い場所を好む。 北海道では、個体数は多い。 背面は暗褐色で黒毛を混生し、腹面は象牙色を帯びた白色。 尾は体の半分程度で短く、体型はずんぐりしており、かわいい。 食草性で果実、種子、少量の動物質を食べる。 北海道ではエゾシカとともに主要な農林業の害獣とされている。 乳頭式は2+0+2=8。胎児数は1〜11。 写真の個体は、側溝内で見つけたが、なんらかの事故で瀕死状態であった。 |