北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Cervus nippon yesoensis 偶蹄(ウシ)目 反芻(ウシ)亜目 シカ科 |
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<特徴・生態> 日本全土に分布するニホンジカの亜種で北海道全域に生息し、特に道東に多い。 農作物を食い荒らしたり、冬期間樹木の皮を食べたりするので農業・林業の有害獣として捕獲の対象とされている。 最近では食用としてエゾシカの肉を使った料理が増えており、高タンパク、低カロリー、低脂肪で上品な風味、しかもDHAを含むなど栄養価に優れた肉らしい。 山中を探索していると草薮から大きな物音がし、ヒグマかと緊迫する事がしばしばあるが、ほとんどがエゾシカの仕業。 いきなり道路に跳びだしてくる事があるので、個体数が多い道北・道東方面へドライブする際は要注意。轢いてしまうと車はおそらく廃車となる。 写真上の個体は雄。 若い雄 臆病で、人間の気配を感じると直ぐに逃げてしまうが、たまに立ち止まってしばらくこちらの様子をうかがっていることがある。好奇心というより警戒心からだろう。 撮影日:2010/10/5 撮影場所:夕張市 撮影日:2021/8/22 撮影場所:上川町 集団で移動 撮影日:2011/5/4 撮影場所:釧路市 |