北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Picus canus キツツキ目 キツツキ科 |
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<特徴・生態> 日本では北海道のみに留鳥として分布する大型のキツツキ。 体色は、頭部は灰色、肩から上面は美しい緑褐色で、下面はやや緑色味のある灰色。 腰から尾にかけて黄褐色で、風切には黒と白の縞模様がある。 嘴の基部から頸部にかけて黒い筋模様が入る。 雄は頭頂部の羽毛が赤いのが特徴(写真の個体は雌) 鳴き声は「ピョーピョピョピョ・・・」 アリや甲虫の幼虫、種子、実、樹液、蜜などを食べる。 本州以南には近似種のアオゲラ(日本固有種)が生息しているが、腹部に黒い横縞があることでヤマゲラと区別できる。 上の写真の拡大 撮影日:2010/3/18 撮影場所:札幌市 キツツキ類は警戒心が強く、近づくと木の裏側に回りこんで隠れるので撮影しづらいが、このように餌が配置されていると、とても撮影しやすい。 嘴の先から細長い舌が出ているのが確認できる。 |