北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

タンチョウ
Grus japonensis

ツル目 ツル科
分布
北海道(道東)
体長 130〜140cm
環境省レッドリスト 絶滅危惧II類(VU)
北海道RDB 絶滅危惧種 (En)
備考 国指定特別天然記念物 国内希少野生動植物種(種の保存法)
撮影日
2022/9/3
撮影または採集地 別海町

<特徴・生態>
日本では留鳥。
低層湿原、河川、湖沼、海岸沿いの湿原に生息する。
体色は白色、足、眼先、喉、前頸から後頸にかけて黒色。嘴は暗黄色。
頭頂には羽毛はなく、赤い皮膚が裸出している。

雑食で、植物の根や葉・実、昆虫類・カエル・ザリガニ・タニシ・エビ・小魚などを食べる。

つがいは縄張りを持つ(一夫一妻)。
卵は1〜2個産み、交代で卵を温め、約1ヶ月で孵化する。

かつては日本各地で見られたが、明治以降個体数が激減し一時は絶滅したと思われた。
1942年、釧路湿原のキラコタン岬で10数羽が発見され、その後、保護活動が進み、平成19年度では1200羽を超えるまでになった。


ウグイを食べる。


親子



黄褐色の綿毛に包まれている。

inserted by FC2 system