北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Garrulus glandarius brandtii カラス科 |
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<特徴・生態> 日本には北海道のみに留鳥として分布。 低山地の森林に生息し、冬には住宅地にもやって来ることがある。 頭部は黄褐色で、頭頂付近に黒い縦斑がある。 翼と尾羽は黒く、雨覆には黒と青の目立つ斑があり美しい。 全体的に色彩が美しく、カラスの仲間とは思えない。 雑食性で、昆虫やクモ、果実やドングリなどの種子、小型の脊椎動物などを食べる ジャージャーと汚い声で鳴くが、他の鳥の鳴き声を真似ることも多い。 日本には本亜種を含め、本州・四国・九州にはカケス、屋久島にはヤクシマカケスの3亜種が分布する。 写真の個体は、カラスやカラ類、アカゲラの鳴き声を真似していた。 撮影日:2010/4/2 撮影場所:札幌市 餌台にもやって来るが、人が近くにいると警戒してなかなか近づいてこない。 2羽(つがい?)で行動していることが多かった。 撮影日:2010/4/2 撮影場所:札幌市 時折見せる「ん?」という表情。こちらを警戒しているのだろうか? 撮影日:2010/4/2 撮影場所:札幌市 本種は頭頂の地色が黄褐色で黒い縦斑があるが、本州に分布する亜種は白地に黒い縦斑という点が異なる。 撮影日:2010/4/2 撮影場所:札幌市 正面 撮影日:2010/4/2 撮影場所:札幌市 |