北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Anser albifrons カモ目 カモ科 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<特徴・生態> 冬鳥(北海道では旅鳥)で、ユーラシア大陸極東北部で繁殖。 全身灰褐色で、雌雄同色。胸に黒斑がある。 嘴はピンク色で基部から額にかけては白色となる。足は橙色。 早朝、ねぐら(湿地や湖沼)から一斉に水田地帯(採食地)に飛び立ち(=ねぐら立ち)、日没前後に編隊を組んで一斉にねぐらに帰ってくる(=ねぐら入り)。 「ガハハン、ガハハン」と鳴く。 宮島沼(美唄市)は国内で13番目のラムサール条約登録湿地で世界でも有数のマガンの渡来地として有名で国内最大、国内最北の中継地。 たくさんの個体を畑や水田で見かけるが、警戒心が強くて人の気配に気付くと離れて行ってしまう。 撮影日:2010/4/17 撮影場所:美唄市 近づくと一斉に飛び立ってしまう。 撮影日:2010/4/17 撮影場所:美唄市 人を避けて後姿ばかりこちらに向ける個体が多い中、このような個体がいると撮影しやすい。 撮影日:2010/4/17 撮影場所:美唄市 畑で餌を探して、嘴が泥だらけ。 撮影日:2010/4/17 撮影場所:美唄市 編隊を組んで移動 撮影日:2010/4/17 撮影場所:美唄市 雪原で一泊し、北へ移動。目的地は渡りの一大中継地「宮島沼」か? 撮影日:2012/3/13 撮影場所:厚真町 |