北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

コウライキジ
Phasianus colchicus karpowi
キジ科
分布
北海道・対馬・八丈島
体長 60〜80cm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考 移入種(狩猟対象とするため、農林省が1930年に放鳥したのが始まり)
撮影日
2012/2/28
撮影または採集地 新ひだか町

<特徴・生態>
大陸に生息するキジの亜種。
本来日本には生息していないが、放鳥された個体が野生化した外来種。
本州以南には日本固有種のキジPhasianus versicolor が分布しており、本亜種は定着することができなかったが、北海道には日本固有種のキジが生息していなかったため定着し、個体数も増えている。

日本固有種のキジに似た派手な色彩で、雄の首に白色の輪があるのが特徴。
雌は黄褐色で、地味な色彩。
(写真上の個体は雄)

草原や耕作地のような開けた環境を好んで生息する。
地上の植物の芽・葉・種子や昆虫などを歩きながら探して食べる。


撮影場所では、かなり個体数が多く、至る所で見かけた。
他の野鳥と比べて人馴れしているのか、警戒心はそれほど高くなかった。


雪を掘り出して、地面から餌を探す雄2羽
4時間ほど、ひたすら同じ場所で餌探しをしていた。
撮影日:2012/2/28
撮影場所:新ひだか町



撮影日:2012/2/28
撮影場所:新ひだか町

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