北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

エゾヒヨドリ
Hypsipetes amaurotis hensoni
ヒヨドリ科
分布
北海道
体長 28cm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考
撮影日
2010/3/3
撮影または採集地 札幌市

<特徴・生態>
留鳥で、ヒヨドリの北海道亜種。
平地〜低山地の雑木林、公園などに生息。庭木の多い人家周辺にも現れる。

大きさはムクドリよりも大きく、住宅地に現れる鳥の中ではカラスやトビを除くと大型の部類。
全身は青みを帯びた灰色で、耳羽の茶褐色が特徴。
嘴は黒くて長い。
ピィーーヨ、ピィーーヨとよく通る大きな声でさえずる。かなり騒がしい。
秋には群れで移動する。

雑食性で、冬は木の実・果実を中心に食べ、夏は昆虫類を主に食べる。花の蜜も好む。
最近では都市環境に進出し、繁殖する個体が増加中という。

餌台にもよくやって来て、シジュウカラなどの小型の鳥を追い払っている姿をよく見かける。


前面には、白い縦斑紋がある。


早朝から大声でさえずる。

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