北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Tetrastes bonasia ライチョウ科 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<特徴・生態> 北海道に留鳥として分布。 スカンジナビア半島からオホーツク海沿岸、サハリンにかけ広く分布。 山地の森林(主に針葉樹林や落葉広葉樹林)に生息。 ライチョウ類の中で最も小型。 体色は地味で、全身褐色・黒色・茶色のまだら模様。 雄の顎は黒く、雌の喉は色が薄いのが特徴。 春〜夏は昆虫などを捕食するが、それ以外の季節は草や樹木の芽、種子などを食べる。 山地の林道を車でゆっくりと走行すると、よく見かけることがあるが、撮影しようとするとすぐに飛んでいったり、木の枝や葉で体が隠れていたりするので、満足に撮影できる機会が少ない。 今回の写真のように明るい林道上に出てきて、こちらがかなり近づいても逃げなかったのは珍しい。 雄 |