北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

オショロコマ
Salvelinus curilus

サケ目 サケ科 イワナ属
分布
北海道
体長 15〜35cm(河川残留型)
環境省レッドリスト 絶滅危惧II類(VU)
北海道RDB 希少種 (R )
備考
撮影日
2005/8/6
撮影または採集地 上川町

<特徴・生態>
水質が良く、低水温な渓流に生息。
日本では北海道のみに生息し、道南の狩場山が南限といわれている。
河川に棲むオショロコマは小型で15〜20cmが多い。
(湖では大型化し、降海型は稀。)
同一河川にアメマスやニジマスが生息する場合、本種は上流域に生息する傾向がある。

体側に朱紅色の斑点がある美しいイワナ。
婚姻時期には腹部が美しい朱色に染まる。

北海道ではイワナといえばオショロコマかアメマスのことをいう。
アイヌ語名は「オソルコマ」(尻・それによって・泳ぐ)の意味。

写真上は餌釣りで釣り上げたもの。


撮影日:2007/8/1
撮影場所:上川町



撮影日:2004/10/7
撮影場所:清里町



稚魚
撮影日:2011/8/13
撮影場所:上川町

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