北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Pungitius tymensis トゲウオ目 トゲウオ科 トミヨ属 |
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<特徴・生態> 平地〜低山地の流れの緩やかな河川や水路・湿地・湖沼に生息。 道北・道央・道東に分布するが局地的。 体色は淡茶色〜灰褐色で、体型はややずんぐりとしている。 背棘は10本以上あり、短い。 鱗板は尾柄部のみで退化的。 トミヨ属淡水型(旧名イバラトミヨ)と混生する場所もあるが、背棘の数と鱗板などの特徴から区別できる。 雄は植物の繊維などを粘液でからめてピンポン玉大の巣を作り、卵から稚魚まで世話をする。 撮影場所は、流れがほとんどなく水面の大部分が植物で覆われていた水路で、網で掬うと複数入るほど個体数は多かった。 トミヨ属淡水型(旧名イバラトミヨ)も混生していた。 |
トミヨ属淡水型と比較してずんぐり体型 |
鱗板は尾柄部のみ |