北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Salvelinus leucomaenis leucomaenis サケ目 サケ科 イワナ属 |
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<特徴・生態> 河川の上流〜下流域、湖、海に生息。 日本のイワナの基本形とされ、北海道では河川残留型を「エゾイワナ」、降海型を「アメマス」と区別して呼ぶ場合もある。 体側や背に白い斑点があるのが特徴ですらっとした美しい体格。 かなり貪欲な魚で胃の中にネズミが入っていたという情報もある。 (写真個体の胃の中にはカジカが入っていた) 意外に河川での釣りの対象魚としては人気がないが、降海型はかなり大型になるので釣りの対象魚として人気がある。 味は油が少なく、淡泊。(悪く言えば、身はパサパサしており旨味がない) アイヌ語名は「チポルケソ」(腹の所・斑点・群在する)、「トクシン」、「チュクシイス」など。 写真上は湖から遡上した湖沼型で全長33cm。 ♀湖沼型:全長37cm 撮影日:2007/8/1 撮影場所:上川町 ♂河川残留型 河川残留型は褐色を帯び、腹部が赤く染まる。 撮影日:2008/8/10 撮影場所:島牧村 ♀河川残留型 撮影日:2008/8/10 撮影場所:島牧村 河川残留型 撮影日:2009/9/9 撮影場所:島牧村 橙〜朱色に染まった♀河川残留型の腹部 河川残留型 一番上の色の濃いものが雄で、下の2匹が雌。 (上から2番目はニジマス) |