北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

ヤマボタルガイ
Cochlicopa lubrica
ヤマボタルガイ科
分布
北海道・本州・九州・佐渡・伊豆諸島
体長 殻径:約3mm 殻高:約6mm
環境省レッドリスト 八丈島・佐渡島産は絶滅のおそれのある地域個体群(LP)
北海道RDB
備考
撮影日
2013/8/21
撮影または採集地 札幌市

<特徴・生態>
平地〜山地に生息する北方系のカタツムリ。
森林の落葉下、朽木下や樹皮下で見られ、干潟に打ち上げられた海草下でも見られるらしい。
北海道以外では長野県などの本州中部、福岡県、佐渡島・伊豆諸島など散在的に分布する。

殻は半透明で褐色の光沢があり、紡錘形で殻質は薄い。
軟体は黒灰褐色。


生息地で落葉や朽木を念入りに探してみたが、ハコダテヤマキサゴやパツラマイマイ、オオキビガイと比べると個体密度はかなり低く、1〜2個体見つかる程度だった。


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