北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
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<特徴・生態> 平地〜低山地に生息。 地表性で、低草丈植物の葉上にいることが多い。 殻は薄く、よく膨らむ。 殻の色は黄白色で、成長すると殻頂部を中心に褐色を帯びる個体が多い。 色帯は1〜2本で、無帯の個体もいる。 未見であったため探索前に資料を念入りに確認したが、写真がヒメマイマイに似ていたため区別できるか不安だった。 しかし、実際に現地で観察すると全く似ておらず、区別は容易で、殻質や形状はエゾマイマイに近く感じた。 撮影場所では個体数が多く、低草丈植物の葉上の至る所で見られ、ヒメマイマイは更に下の落葉上に多かった。棲み分けしているのかもしれない。
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<成貝生体> 殻はヒメマイマイほどではないが、色彩の変異が多い。 |
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<飼育> 飼育は容易で、幼貝の成長は早い。 |
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産卵直後の卵 直径:約2mm |
孵化直前(産卵から38日後) |
孵化した稚貝(産卵から41日後) 殻径:2mm |
孵化後1ヶ月の稚貝 殻径:4mm |
幼貝:殻径約10mm |
幼貝:殻径約10mm |
<生息環境> |
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成貝はフキなど低草丈植物の葉上に多い。 |
幼貝は成貝より高い位置の葉上に多い。 |