北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Antrodiaetus yesoensis カネコトタテグモ科 |
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<特徴・生態> 平地〜山地に生息する原始的なクモ。 体色は黄褐色〜暗黄褐色。 腹部は小さく、細毛で覆われ、前方に暗色の斑紋がある。 地面に穴を掘り、近くを通る小昆虫などを捕まえ、巣穴に引きずり込んで食べる。 巣穴には蓋があり、両開きとなっている。 蓋の表面は、周囲の環境に合わせて苔や落ち葉などで覆われ、見つけづらい。 ガロアムシ採集の際に沢脇の斜面から掘り出したり、林道脇に仕掛けたオサムシトラップで得られることがしばしばある。 どちらも、自然度の高い薄暗い森林で冷涼な環境であった。 以下は道内各地で撮影した個体だが、それぞれ違いがあり、同種であるのか少々疑問に感じる。 撮影日:2014/7/8 撮影場所:幌加内町 撮影日:2014/7/8 撮影場所:幌加内町 撮影日:2017/10/8 撮影場所:訓子府町 撮影日:2011/5/27 撮影場所:栗山町 撮影日:2011/5/27 撮影場所:栗山町 |