北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

コオイムシ
Appasus japonicus

コオイムシ科
分布
北海道・本州・四国・九州
体長 17〜20mm
環境省レッドリスト 準絶滅危惧(NT)
北海道RDB
備考
撮影日
2011/10/7
撮影または採集地 苫小牧市

<特徴・生態>
平地の水生植物が繁茂した池沼などの止水域に生息。
体色は黄褐色〜淡褐色。
体型は楕円形で扁平。
前脚はカマキリのような捕獲脚、後脚は遊泳脚となる。

水中の小昆虫や小魚などの水生生物を捕らえ体液を吸汁する。
早春、雌は雄の背面に卵を産み付ける。

オオコオイムシと似るが、本種の方が淡色で、小型で細身、前胸背部と小楯板に淡黄白色帯を持つ。
本種は平地に多く、、オオコオイムシは山地に多い。
そのため、開発などの影響を受けやすく減少傾向にある。

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