北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Sympetrum kunckeli トンボ科 |
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<特徴・生態> 平地や丘陵地の池、沼、湿地に生息。 胸部側面にある黒色条線(4本の筋状)が特徴的。 雄は成熟すると腹部は赤化し、顔面が青白色になるため、和名の由来(舞妓アカネ)となってる。 雌の体色は黄褐色(稀に赤化する個体もある)で、顔面は青白色にならず眉状斑が見られる。 雌の翅の基部には黄色斑がある。 未成熟個体は雌雄共に黄色。 成虫は7月下旬〜9月下旬に発生し、あまり水辺から離れない。 写真上の個体は、雄。 札幌市では極めて局地的で個体数も少ないトンボだが、撮影場所ではアキアカネ、ノシメトンボ、マユタテアカネよりはるかに個体数が多かった。 観察していると、水辺から離れない性質からなのか、行動範囲が狭く、頻繁に飛び回らず、飛んでも直ぐ止まる行動が目立った。 ♂成熟個体 撮影日:2010/8/26 撮影場所:苫小牧市 ♂成熟個体側面 撮影日:2010/8/26 撮影場所:苫小牧市 ♂未熟個体 撮影日:2010/8/13 撮影場所:苫小牧市 |
♂未熟個体 撮影日:2010/8/13 撮影場所:苫小牧市 |
♀未熟個体 撮影日:2010/8/13 撮影場所:苫小牧市 |
♀成熟個体 翅の基部に黄色斑がある。 撮影日:2008/9/1 撮影場所:千歳市 |
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♂成熟個体の頭部正面 撮影日:2010/8/26 撮影場所:苫小牧市 |
♀成熟個体の頭部正面 撮影日:2008/9/5 撮影場所:千歳市 |