北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Sieboldius albardae サナエトンボ科 |
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<特徴・生態> 丘陵地〜低山地の砂泥質または砂礫質の河川や湖に生息。 産地はやや局地的。 大型のサナエトンボで、体色は黒地に黄色の斑紋があり、オニヤンマに似ていることから名前の由来となっている。 (オニヤンマはオニヤンマ科) 写真上の個体は雌 撮影場所では、よく見られる大型のトンボで、早朝でも活発に活動していた。 動きは素早いが、ヤンマ程ではないので、採集は難しくはない。 比較的狭い縄張りを徘徊し、侵入する他のトンボを追い払っている姿をよく見かける。 ♀側面 体長の割りに頭が小さいモデル体型。 脚は長くサナエトンボ特有のもの。 撮影日:2009/6/25 撮影場所:札幌市 ♂上面 撮影日:2010/8/13 撮影場所:札幌市 ♂側面 撮影日:2010/8/13 撮影場所:札幌市 |
♀頭部上面 両複眼が離れているのがサナエトンボ科の特徴。 |
♀頭部前部 上部に2つの突起がある。 |
ヤゴ(幼虫) 幼虫は幅が広く木の葉状で特異な体型。 |
ヤゴの正面 |
脱皮殻 |
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羽化 撮影日:2009/6/25 撮影場所:札幌市 |