北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Anax parthenope julius ヤンマ科 |
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<特徴・生態> 平地〜低山地の湖沼に生息。 頭部と胸部は鮮明な黄緑色、腹部は黄褐色。 雄の腹部第2〜3節は鮮やかな水色をしているが、雌は緑色をしているので区別は容易。 (写真上の個体は雄) 翅はやや黄褐色を帯びている。 成虫は7〜8月に発生。 比較的開けた環境の水辺を好む。 連結または単独で水辺を高速で飛び回り、植物組織内に産卵する。 ヤゴは水草が生い茂る場所に潜み、水底にはあまりいない。 かつて本種の雄を「ギン」、雌を「チャン」と呼ばれていた。 「チャン」の意味が分からないので、由来が気になる。 ♀背面 ♂側面 腹部の水色斑紋が特徴。 ♀側面 腹部第3節の下部が銀白色をしているため、和名の由来となっているが、それほど目立つ特徴ではない。 ♂腹面 |
♂腹部 |
♀腹部 |
ヤゴ上面 頭部の形状は丸い |
ヤゴ正面 |
若齢幼虫 |