北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Sympetrum flaveolum flaveolum トンボ科 |
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<特徴・生態> 平地〜低山地の湖沼や湿地に生息。 日本では北海道のみ分布し、道東に主な記録があるが産地は極めて局地的で個体数も少ない。 大陸から飛ばされてきた個体もいるらしい。(特に道東以外での確認はその可能性が高い) 雄は成熟すると腹部が真っ赤に染まり、胸部は赤褐色となる。 雌は主に黄色だが、赤化する個体もいる。 翅の基部付近が橙色となるのが特徴で、雌は橙色の範囲が広い。 雄の縁紋は赤色を帯びる。(写真上の個体は雄) 何気に撮影したトンボで、帰宅して画像を確認してみるとエゾアカネと分かった。 珍なるトンボなので、最初に分かっていれば、もっと撮影したかったと後悔。 ♂ 撮影日:2010/8/8 撮影場所:小清水町 |