北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Ischnura asiatica イトトンボ科 |
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<特徴・生態> 平地〜丘陵地の湖沼に生息。 北海道では全域に分布するが産地は局地的で、道東、道北では個体数が少ない。 小型のイトトンボで、雌雄共に胸部は緑色をしているが、未成熟の雌は鮮やかな赤橙色をしているのが特徴。 雄の腹部先端部には青色の斑紋がある。 北海道では初夏と秋に多く見られる。 眼後紋は小さな点状 成熟した雌 撮影日:2010/6/30 撮影場所:苫小牧市 未成熟の雌 撮影場所の湿地はイトトンボの種類が多いが、本種の未成熟雌は色彩が特徴的なので間違えることはない。 撮影日:2010/6/30 撮影場所:苫小牧市 未成熟の雌の眼後紋は大きく後頭条と繋がっているが、成長するにしたがい後頭条は消失し、眼後紋が青い点になる。 撮影日:2010/6/30 撮影場所:苫小牧市 |