北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Masuzoa notabilis notabilis オサムシ科 |
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<特徴・生態> 高山帯の雪渓脇にある石の下などに生息。 北海道の日高山脈に分布し、夕張山地には1亜種であるユウバリチビゴミムシMasuzoa notabilis favonius が分布する。 体色は赤褐色で、肢と触角は黄褐色。 有眼種で、後翅は退化している。 上翅は楕円形で肩部が消失する。 撮影場所は標高1000〜1500m辺りで、雪渓脇の石の下で見つけることができたが、メクラチビゴミムシの一種 Trechiama sp.と混生しており、ヒダカチビゴミムシは少ない。 この2種は酷似しているため、とても紛らわしく感じた。 ややヒダカチビゴミムシの方が体色が濃く、複眼があり、上翅が丸みを帯びていることでなんとか区別できる。 動きはヒダカチビゴミムシの方が機敏に感じた。 斜め前面 側面
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