北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

マルガタシマチビゲンゴロウ
Oreodytes sanmarkii
ゲンゴロウ科
分布
北海道・本州(中部以北)
体長 2.6〜2.9mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考
撮影日
2011/7/7
撮影または採集地 札幌市

<特徴・生態>
低山地〜山地に生息。
分布は局地的で、本州では高地に生息する。
流水性のゲンゴロウで、渓流岸辺付近の流れが緩やかな環境を好む。

体型は卵形で、背面は脹らんでガムシ体型に似ている。
体色は、頭部〜前胸背部は黒褐色で側縁部は黄褐色を帯びる。上翅は黄褐色で黒褐色の縦条紋が数本あり縞模様となる。
(色彩の変異は大きく、黒化や淡色化する個体もいる。


写真の個体は、渓流の岸辺付近に沈んでいた流木下で見つけた。
かなり小型のゲンゴロウで注意しないと見逃してしまいそうだが、それより小型のヒメドロムシを探していたため、大きく感じてしまった。


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