北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Colymbetes pseudostriatus ゲンゴロウ科 |
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<特徴・生態> 平地の池沼、湿地に生息。 1986年に発見された北方系のゲンゴロウで、日本では北海道と青森県に分布する。 大きさは中型で、北海道では(ナミ)ゲンゴロウ・ゲンゴロウモドキ・エゾゲンゴロウモドキに次ぐ大きさ。 上翅は指紋状の縮刻が特徴的。 雄の前肢ふ節は(ナミ)ゲンゴロウと同じく吸盤状となるため、雌雄の区別は容易。 本種は以前から探していたが、それほど珍種でないにもかかわらず、なかなか網の中に入らなかった相性の悪いゲンゴロウ。 見た目も名前もヒメゲンゴロウに似ていると思って関心は低かったが、実物で比較すると大きさや形状の違いに驚かされた。特に指紋状の縮刻は魅力的な特徴だと思う。
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上翅の縮刻 |
雌の側面 |