北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

カワラハンミョウ
Cicindela laetescripta
ハンミョウ科
分布
北海道・本州・四国・九州
体長 14〜17mm
環境省レッドリスト 絶滅危惧IB類(EN)
北海道RDB 絶滅危惧U類(VU)
備考
撮影日
2011/8/20
撮影または採集地 勇払郡

<特徴・生態>
河原や海岸の砂丘生息する大型のハンミョウ。
分布は局地的。

体色は緑銅色で、上翅の斑紋は地域変異があるが、上翅には外縁に沿って波状の黄白色紋があるのが北海道個体群の特徴。
体の下面は、白色の剛毛に覆われる。

成虫・幼虫ともに昆虫等を捕食する。

河川改修による砂地の減少が、個体数減少の大きな原因となっているが、本種は自然度が高い環境を好み、環境の変化に敏感であるため、人が頻繁に入り込むようになるだけで、姿を消してしまうこともある。

撮影場所の海岸砂丘では、海浜植物の生える場所と砂浜の境目、または草むらと草むらの間にできた空地(砂地)で、よく見かけた。
個体数は想像以上に多く確認できたが、生息地は極めて狭い範囲であるため、人為的な手が加わるとすぐに姿を消してしまうのではないかと危惧する。


ペア
砂地の模様に溶け込んで、静止している個体は探すのが容易ではない。
撮影中でも気を抜くと、見失ってしまうことがしばしばあった。
そのため、返って歩き回ったり、飛んでくれた方が、簡単に見つけることができる。


側面


正面
上唇は前方へ張り出し、中央に1歯ある。
脚には白色の剛毛が密生し、緑色の金属光沢がある。



雄は、前脚の「ふ節」がやや太く、長い。





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