北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Chrysolina (Allohypericia) koltzei ハムシ科 |
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<特徴・生態> 平地〜山地に生息。 分布は局地的だが、生息地での個体数は普通。 体色は光沢のある暗藍色で、背面には不規則で強い点刻が密にある。 触角は短く幅広い。 雄の交尾器は先端部が膨らむのが特徴で、雌の腹部末端は膨らんだり突起物はなく平坦となる。 幼虫、成虫ともに食草はオドリコソウ。 側面♀ 雌の腹部末端は平坦。
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雄の交尾器(背面) 先端部が膨らむのが特徴。 |
雄の交尾器(側面) |
土中で越冬していた個体 越冬環境としてオサムシ同様、軟らかな土質の土盛りや斜面上部を選択するようだ。 ハッカハムシ同様、朽木内での越冬も考えられる。 撮影日:2010/12/8 撮影場所:苫小牧市 |