北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

ウズマキハムシ
Chrysomela lapponica
ハムシ科
分布
北海道
体長 約8.5mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考
撮影日
2012/6/15
撮影または採集地 札幌市

<特徴・生態>
山地に生息。
日本では北海道のみに分布する北方系のハムシ。
頭部と前胸背部は黒色で、上翅の地色は橙色で黒色の斑紋がある。
イタドリハムシやクロモンハムシ、ヤナギホシハムシに似るが、本種は上翅後部に名前の由来となっている渦巻きの黒色紋があるので区別できる。

道内でも分布は局地的だが、産地では比較的個体密度が高い。
成虫・幼虫はバッコヤナギなどの葉を食べる。

写真上は、バッコヤナギの葉裏で産卵中。


撮影日:2017/7/29
撮影場所:上川町



6月下旬になると成虫の姿をめっきり見かけなくなる。
撮影日:2011/6/30
撮影場所:札幌市



前蛹
撮影日:2009/7/7
撮影場所:札幌市




卵(飼育下)


孵化直後の初齢幼虫
撮影日:2013/6/13
撮影場所:札幌市


中齢幼虫
撮影日:2011/6/30
撮影場所:札幌市

老齢幼虫(終齢?)
撮影日:2011/6/30
撮影場所:札幌市

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