北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

セアカオサムシ Hemicarabus tuberculosus オサムシ科

分布 北海道・本州・四国・九州 体長 16〜22mm 環境省レッドリスト 準絶滅危惧(NT) 北海道ＲＤＢ 備考 撮影日 ２００８/６/４ 撮影または採集地 千歳市 ＜特徴・生態＞ 北海道では主に平地の草原、荒地、河原、雑木林など明るい環境に生息。 体色は、全体的に黒色で前胸は鈍い赤褐色、上翅は金色光沢の縁取りがある。 上翅に大きな顆粒の列を持つ。 オオルリオサムシやアイヌキンオサムシほどではないが、色彩や彫刻が美しい。 他のオサムシ同様、後翅はなく、飛ぶことはできない。 肉食で蛾の幼虫やミミズの死骸などを食べる。 写真上は雄 ♂日高町産 ♀千歳市産 ♀千歳産

千歳産♀	撮影日：２０１０/８/３０ 撮影場所：新冠町
分布は広いが局地的で、生息地の個体数も少ないといわれているが、撮影場所の側溝内（千歳市）では、他のオサムシの比較にならないくらい多く見られた。