北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

アオカタビロオサムシ
Calosoma inquisitor cyanescens
オサムシ科
分布
北海道・本州(中部以北)
体長 23〜25mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考
撮影日
2005/6/12
撮影または採集地 札幌市

<特徴・生態>
平地・山地の林縁や樹木上などに生息。
体色は黒色で、やや緑や銅色を帯びている。
鱗翅目の幼虫などを捕食する。

年によって発生数が異なり、札幌近郊では06年に多く見かけた。
オサムシは後翅が退化していて飛ぶことができない種が多いが、カタビロオサムシ類は飛ぶことができる。

刺激すると、腹部の先から臭い液体を噴射する。この液体にはメタアクリル酸,エタアクリル酸などを含んでいて、皮膚に付着したり目に入ったりすると激しい痛みを伴う炎症を起こすので注意。


♂(島牧村産)

♀(島牧村産)



撮影日:2006/6/14
撮影場所:札幌市




光の角度によって緑色の光沢が映える。
撮影日:2006/6/15
撮影場所:札幌市



土中で越冬する。
撮影日:2010/11/19
撮影場所:千歳市

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