北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
オサムシ科 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<特徴・生態> 平地〜山地に生息。 体色は光沢のない黒色で、地味な印象を与える。 幼虫、成虫ともに昆虫やミミズを捕食する。 キタクロナガオサムシは、後翅が退化しており飛ぶことができないため地域変異がみられ、北海道には数種類の亜種が生息している。
写真上の個体はイシカリクロナガオサムシLeptocarabus arboreus ishikarinus イシカリクロナガオサムシは大型傾向、カリバクロナガオサムシはやや小型傾向にある。
|
ミミズの破片を食べる。 撮影日:2008/6/8 撮影場所:共和町 |
交尾中なのに雌雄共にミミズを食べている。 撮影日:2008/9/1 撮影場所:千歳市 |
生きたエゾハルゼミを襲う。 撮影日:2011/6/2 撮影場所:札幌市 |
カリバクロナガオサムシ 撮影日:2007/6/10 撮影場所:島牧村 |
<越冬> 越冬は成虫で、朽木内や土中(特に土盛りや斜面)で行う。 |
|
朽木内で越冬中 撮影日:2010/11/6 撮影場所:千歳市 |
土中で越冬中 撮影日:2010/11/19 撮影場所:千歳市 |