北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Parasemia plantaginis jezoensis ヒトリガ科 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<特徴・生態> 高山地に生息。 翅は白色と黒色のまだら模様で、。頭部両側に黄橙色の毛がある。 雄の触角は櫛歯状で、雌は鋸歯状。口吻は退化している。 昼行性でひらひらとゆっくり飛ぶ。 幼虫の食草はオオバコ属やセンソウ属、ワスレナグサなど。 国内では多くの亜種に分けられており、北海道に分布する個体は亜種Parasemia plantaginis jezoensis とされる。 写真の個体は雄。 撮影場所の林道脇の草原では多数みられ、ひらひらと飛んでは直ぐに近くの草地に止まった。 昼行性とはいえ、蝶の仲間のように頻繁に飛び回るというわけではなさそうだ。 |