北海道生物図鑑 管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。 |
Clossiana thore タテハチョウ科 ヒョウモンチョウ亜科 |
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<特徴・生態> 山地に生息。 林間や林道で見かける小型のヒョウモンチョウ。 日本では北海道(道央から道東の山地帯)のみに分布する。 翅の表面は、他のヒョウモンチョウ同様、黄橙色の地色で黒色斑紋が並び、ヒョウ柄模様を形成している。 後翅裏面の外縁部に銀白色の斑紋が縁取るように並び、近似種のカラフトヒョウモンでは三角形の斑紋が並ぶことで区別できる。 成虫は6月下旬〜8月に発生。 幼虫の食草は、ミヤマスミレなどのスミレ類。 撮影場所にはコヒョウモン、メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモンなど多種のヒョウモンチョウが飛んでいたが、本種は他種より小型なので、おおよそ区別はできた。 個体数も多いようで普通に見られた。 撮影日:2013/7/17 撮影場所:日高町 |
表面 |
裏面 |