北海道生物図鑑
管理人が自然探索の際に出会った北海道の生き物の生態写真を図鑑的な写真集としてまとめております。

キベリタテハ
Nymphalis antiopa

タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
分布
北海道・本州(中部以北)
開張 67〜80mm
環境省レッドリスト
北海道RDB
備考
撮影日
2007/8/18
撮影または採集地 苫小牧市

<特徴・生態>
山地に生息。
山道や谷川で見られる北方系の蝶。
表翅に黄色の縁取りがあり、その横に瑠璃色の点が並んでいる。日にあたると、羽の黒い部分が紫色に見えるという。
裏翅は地色が黒色で縁に黄色の帯がある。

晩夏に羽化し、成虫で越冬するので、早い時期から見ることができる。
春先は縄張り意識が強く、同じ場所を徘徊し、近づいてきた他のチョウを追い払っている姿をよく見かける。


羽化直後のキベリタテハ

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